函館工業高等専門学校

　平成３０年４月１９日（木）に，函館高専第１講義室においてKOSEN4.0イニシアティブ講演会（第１９回先端科学技術講演会）を開催しました。
　本講演会は，KOSEN4.0イニシアティブ事業『高専-大学・大学院接続システムによる実践力と研究力を持つ人材育成と国際性教育』の一環として開催したもので，北海道大学名誉教授で北海道エネルギー教育地域会議代表でもある恒川　昌美氏を講師としてお迎えし「黄金の国ジパングは夢でない　―ローテクのイノベーションから生まれた環境・資源技術が支える日本の未来―」と題して，学生，教職員及び函館高専地域連携協力会会員企業あわせて４６名の参加者に対し約１時間にわたりご講演いただきました。
　講演では，資源が少ないといわれる日本及びその周辺には技術の進歩により資源の大きな可能性があること，今まで廃棄されていたものでも周辺技術の発達により既存の基礎技術を応用すれば資源となりうることなどについて，ジョークを交えながらわかりやすく説明していただきました。
　今まで日本は資源が枯渇していると固定概念として考えていた中で，技術が進めば日本の明るい未来が描けることを様々な事例を交えながら知ることができ，参加した学生，教職員及び函館高専地域連携協力会会員企業の方々は熱心に聴講していました。

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