お知らせ
弘前大学大学院理工学研究科・函館高専「学術交流協定締結記念シンポジウム」 が開催されました 2017.01.23
本校では,昨年3月に弘前大学大学院理工学研究科との学術交流協定を締結しましたが,1月17日(火)14時より,弘前大学理工学部1号館第10講義室において,協定締結を記念したシンポジウムが開催されました。
本校からは,伹野 茂校長,副校長3名,寮務主事,専攻科長,研究紹介を行う教員2名,事務部長及び事務職員2名の計11名が出席しました。
シンポジウムでは,加藤大学院理工学研究科長及び伹野校長の開催挨拶に引き続き,本校OB(土木工学科第1期生)である葛西憲之弘前市長のご挨拶がありました。
その後,本学術交流協定の締結に関わった宮永理工学部教授(前大学院理工学研究科長)より「北の時代到来の予感~北海道新幹線開業と東北放射光計画」と題した基調講演があり,引き続き,弘前大学及び本校の各2名の教員による研究紹介が行われ,本校からは社会基盤工学科・宮武准教授より 「函館/津軽海峡をフィールドとした海岸海洋工学に関わる研究」と題して,物質環境工学科・上野教授より「可食性高純度イカ墨色素粒子の工業材料への応用と新市場の展望」と題した講演を行いました。
いずれの研究内容も青函圏に密接に関係するものであり,地域に根ざした研究交流の発展が期待されます。また,近年は弘前市周辺からの本校入学者が増加していることから,本校で学生を5年間育てた後に,弘前大学の学部学生(3年次編入)として地元に帰すような人的交流が多く生まれることも期待されます。