函館工業高等専門学校

令和４年７月５日（火）に，函館高専 生産システム総合演習室（C101）を会場にアシスティブテクノロジー活用推進講演会（GEAR5.0事業）を開催しました。
本講演会では，函館市視覚障害者福祉協議会 理事長の島 信一朗氏を講師としてお迎えし，本科4年「生命科学概論」授業の一環として，約1時間30分にわたりご講演いただきました。
講演では，小学生がブラインドサッカー（音の出るボールを使い，アイマスクをつけて行う5人制サッカー）を体験している様子や，暗所視支援眼鏡の体験会での様子を動画で見ながら，これまで島氏が取り組んできたことを紹介していただき，7月3日（日）に実施された函館マラソンに参加したときの様子や，新型コロナウィルスに感染した全盲の親子についても，掲載された新聞記事の紹介を交えてお話いただきました。
さらに，受講者が実際にアイマスクを装着してブラインドサッカー等のボールの音を当てるクイズや，視覚障害の疑似体験レンズの装着を体験することができ，大変有意義な時間となりました。

ブラインドサッカーを紹介した動画を視聴	講師の函館市視覚障害者福祉協議会　島 信一朗氏
視覚障害の疑似体験レンズ	疑似体験レンズを装着した様子