学生生活の日常風景
本校学生が国際会議にてBest Research Presentation Award並びに地域PBL発表会にて最優秀賞を受賞しました 2021.12.07
本校物質環境工学専攻2年の安齋潤一郎さんと木村幸乃さんが取り組んだ、アスパラガス選定過程の廃棄部位の有効活用に関する研究が、長岡技術科学大学で令和3年10月22日に開催された国際会議「The 6th STI-Gigaku 2021 Conference」(現地参加及び遠隔参加)において、「Best Research Presentation Award (優秀プレゼンテーション賞)」を、さらに令和3年11月7日(日)にオンラインにて北海道若者活躍プロジェクト(主幹校:室蘭工業大学)の主催で開催された「地域PBL発表交流会」において、地域課題解決に向けた最も優れたアイディアとして、「最優秀賞」を受賞しました。
この研究は、専攻科の「地域課題対応型創造実験」の成果であり、JA新はこだて厚沢部基幹支店でのアスパラガスの選定過程で発生する「切り下」からビネガーを製造する技術、木村さんはメンマを製造する技術を考案したものです。すでに地域からのメンマのレシピ公開のニーズなどもあり、さらに「切り下からの製品も美味しいアスパラガス」として、アスパラガスそのものの消費拡大にもつなげたいと厚沢部基幹支店からも高い評価と今後の商品化への期待を寄せられており、二人はさらなる製品のブラッシュアップにつなげたいという思いを新たにしたようです。
(左)木村さん (右)安齋さん
作成したメンマ(左)とビネガー(右)の試作品