学生生活の日常風景
日本福祉工学会第23回学術講演会で本校学生が優秀発表賞を受賞しました 2019.11.29
2019年11月23日及び24日,函館高専で開催された日本福祉工学会第23回学術講演会において,本校専攻科生産システム工学専攻第2学年,新井雄大さん及び横田朝陽さんの2名がそれぞれ優秀発表賞を受賞しました。
新井さんは「在宅用手指リハビリ支援機器の開発-空気圧アクチュエータの改良と手指の分離運動-(著者:函館高専・新井さん,浜教授(指導教員),中村准教授,函館市医師会病院:千葉作業療法士,はこだて未来大:三上教授)」と題して,これまでのエラストマ素材を用いた空気圧アクチュエータの問題点をナイロンフィルム素材に変えることで改良し,性能試験の結果や日常生活動作に反映させる指の分離運動に向けた今後の対応等について発表しました.この成果により,アクチュエータの小型・軽量化とともに,在宅や携帯使用の可能性が期待されます。
横田さんは「ニワトリ胚の体動計測を目的とした三次元計測システムの開発(著者:函館高専・横田さん,千葉技術職員,森谷教授(指導教員))」と題して,病態予知を目指してヒト胎児モデルとしてのニワトリ初期胚における病態特有の体動パターンを検出するためにこれまで課題となっていた奥行き方向の計測を試みについて発表しました。この成果により詳細な病態特有の体動パターンの解析が期待されます。
今後の研究の積み重ねにより,さらなる活躍が期待されます。
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