函館工業高等専門学校

　平成25年12月13日(金)、函館高専講義室において、「学生向け知的財産セミナー」を開催しました。

　本セミナーは、学生の知的財産に関する知識の涵養を目指して企画したもので、(独)国立高等専門学校機構と連携・協力の推進に関する協定を締結した日本弁理士会の協力を得て、開催したものです。講師には、日本弁理士会知的財産支援センター弁理士 古岩信嗣 氏、池田輝行 氏を迎え、「特許エンターテイメントセミナー」と題し、約1時間30分のセミナーが行われました。セミナーは、講師の先生と学生による寸劇も盛り込まれた形式で、高専学生が発明をし、弁理士に相談しながら特許出願をするという設定で、大変分かりやすい内容となっており、知的財産の基礎について学ぶ貴重な機会となりました。また、「缶ジュース」や「先割れスプーン」等ごく身近な例を題材に、専門的な分野である知的財産を学生向けに分かりやすく解説してくださり、参加した約20名の専攻科生は熱心に聴き入っていました。終了後の質疑応答では学生から積極的な質問があり、知的財産への関心の高さが窺われました。