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飲酒の危険性に関する学生講演会を実施しました。 2012.06.22
本校では,6月18日(月)に,今年に入って連続して発生している大学の飲酒死亡事故に危機感を持ち,学生への啓蒙が必要との判断から「飲酒事故防止」をテーマとした講演会を,本科3~5年生を対象として開催しました。
講演会は,函館・湯の川女性クリニック院長で,「函館・性と薬物を考える会」の会長の小葉松洋子(こばまつ ようこ)医師に講師をお願いし,学生の皆さんにお酒の危険性を充分理解してもらうとともに,飲酒の強要が仲間の命を危険に晒すことにつながることなどを話していただきました。
途中,先生の計らいで行われたアルコール・パッチテストでは,沢山の学生が勢いよく手を上げて参加を希望し,自身のアルコール体質に大いに関心があることに気付かされました。
また,テスト結果の判定では,肌がピンクや赤く変化した学生や全く変化が見られなかった学生もおりました。社会人になった時にアルコールとの付合い方の参考にして欲しいものです。
最後に,喫煙の害とその習慣性についても触れていただき,ブラジルで販売されている恐ろしい写真が印刷された煙草のパッケージや,喫煙する妊婦が出産した未熟児の写真など,煙草の害を実感させる資料や,「喫煙は万病の元」について親交のあった元校長先生の例などを挙げてのお話に,学生の皆さんは,最後は真剣になって聞き入っていました。
なお,7月19日(木)には,本科1~2学年を対象とした講演会を開催する予定です。
直近の事故を例にお話しをする小葉松医師 講話に聞き入る学生たち