お知らせ
【COMPASS5.0再生可能エネルギー分野(風力)】「風と海の学校あきた」トレセンと洋上風力発電設備敷設用巨大クレーンを見学しました(2026/3/26) 2026.04.09
2026年3月26日に、学生11名・教員12名が、洋上風力発電の総合訓練施設「風と海の学校あきた」および、DENZAIグループが保有する飯島埠頭の発電設備敷設用巨大クレーンを見学しました。本見学では、洋上風力発電や海事産業に携わる技術者育成の現場に触れ、我が国が推進する洋上風力事業の広がりと、その基盤を支える多様な技術について理解を深める貴重な機会となりました。
「風と海の学校あきた」では、まず施設概要の説明を受けました。同施設は男鹿海洋高校と連携して運営されており、高校生も利用できる開かれた訓練環境が整備されています。施設内には、最大約10mの深さを持つ訓練用プールや、実際の海象条件を再現できる操船シミュレーターが備えられており、洋上での作業に必要な技能を実践的に学ぶことができます。
続いて、GWO(Global Wind Organisation)の基準に沿った講義内容の紹介を受け、洋上風力発電施設への乗り移り方法や、安全管理に関するデモンストレーションを体験しました。訓練用プールでは、乗り移り訓練に用いるはしごや救命器具、サバイバルに必要な装備などの説明を受け、実際の現場で求められる知識の幅広さを実感しました。また、学生3名がCTV(Crew Transfer Vessel)の操船シミュレーションを体験し、荒天時を含む多様な環境を再現できる大画面の迫力に圧倒されながら、洋上作業の難しさと重要性を学びました。
その後、飯島埠頭に設置された数千トン級の巨大クレーンを見学しました。このクレーンは日本でも最大級の規模を誇り、巨大な風車を洋上に設置するための重要な設備です。風車の移動方法やクレーンを置く足場の確保など、通常の荷役とは異なる高度なノウハウが随所に凝らされていることを知り、参加者はその技術力の高さに驚かされました。クレーンを稼働させるためには、地面をショベルカーで掘削し鉄板を敷いて足場を整える必要があること、陸上で立ち上げた風車を輸送船へ移送し、洋上で設置作業を行う一連の工程についても説明を受けました。
今回の見学を通じて、洋上風力発電を支える技術や人材育成の現場を直接見聞きすることで、参加者は産業のスケールの大きさと将来性を強く感じることができました。
本見学会の実施にあたり、ご協力いただいた日本郵船株式会社、日本海洋事業株式会社、DENZAIグループをはじめ、関係機関の皆様に心より御礼申し上げます。
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「風と海の学校あきた」見学時の集合写真

GWO講義のデモンストレーションの様子

洋上サバイバル装備の説明の様子(訓練用プールで撮影)

CTV操船シミュレーションの様子

洋上風力発電設備敷設用巨大クレーン説明の様子(バスの中から見学)