お知らせ
KME活用ワークショップを開催しました! 2024.05.16
令和6年5月11日(土)に「KME活用ワークショップ」を開催しました。
KMEとは、「KOSEN Multifunctional Endpoint」の頭文字で、要支援者の電子機器等へのアクセシビリティ(利用のしやすさ)を向上させることを目的に、操作しやすいスイッチを接続して各種装置を動作させるスイッチインターフェースとして利用できる機器です。
今回のワークショップでは、KMEができることの中でも「外部スイッチを用いた操作制御」と「赤外線を用いた操作(学習リモコン)」に取り組みました。特別支援学校に勤める教員等5名の参加者には、M5stackが持つBluetoothの通信機能を使い、補助機器であるMabeeeやSwitchbotなどを介して、外部スイッチによる簡単な操作で電子機器やおもちゃを動作させる体験をしてもらいました。
参加者からは、「日頃からスイッチひとつで操作ができるアプリを探していたので、とても貴重な情報が得られた」等の感想をいただきました。
使用したKMEはモニター用としてお持ち帰りいただきましたので、実際に活用して要支援者の方が活動する際のアクセシビリティの向上に繋げていただけたらと考えています。また、その使用感や用途などの情報はフィードバックしてもらい、結果をもとに内容のブラッシュアップを図っていくことを想定しています。
※本ワークショップは、高専機構『GEAR5.0 未来技術の社会実装教育の高度化(介護・医工分野)』」採択事業の一環として実施したものです。
ワークショップの様子
KMEを活用した外部スイッチ操作
■担当
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