お知らせ
「はこだて防災マルシェ」に参加しました。 2023.11.06
GEAR5.0事業(介護・医工分野)の一環として,2023年9月30日(土)に「はこだて防災マルシェ」に参加しました。
「はこだて防災マルシェ」は,「誰ひとり取り残さないまち函館」をコンセプトに,函館市民の防災・減災意識向上を推進するため,函館市民がテーマパークを巡るように楽しみながら防災に触れ,学ぶことができるイベントです。イベントの開催を通じ,函館の防災に関わる多様な主体が“顔と顔のわかる関係”を構築し,まさかの災害の時に連携して種々の対応が行える関係性を醸成する,そのような目的をもって開催されています。
函館高専は,昨年度に引き続き函館視力障害センター及び公立はこだて未来大学との連携による参加となりました。学生3名と教員2名が対応し,高齢の方や障害のある方の防災を支援する技術として,専攻科のPBLや本科の卒業研究での取り組み内容の一部を公開しました。具体的には,GEAR事業の内容を含む4枚のポスター掲示のほか,「避難所での要配慮者の情報把握システムの紹介と二次元バーコードを備えた缶バッジ製作のデモ」,「避難生活中の簡単な心拍チェックを行うシステムの紹介と市販品を利用した成果品の展示」,さらには「視覚障がい者の方向けの消音傘の紹介と装着が容易な成果品の展示」を行いました。関係者や来場者からは,実用化の要望を含むさまざまなコメントをいただきました。
避難所での要配慮者用情報把握システム |