お知らせ
本校でCCH合同公開講座「函館学2023」が開催されました 2023.09.19
令和5年9月10日(日)に、キャンパス・コンソーシアム函館(CCH)主催の合同公開講座「函館学2023」が、本校第1講義室(L107)で開催され、一般市民の方、約40名が参加しました。
CCHとは、函館市内の高等教育機関と函館商工会議所、函館市により構成されている団体であり、毎年度合同公開講座を開催しています。今年度行われているCCH主催「函館学2023」は全3講座あり、その1講座として 本校物質環境工学科 小林 淳哉 教授が「酒蔵から広がる発酵醸造による食文化形成」と題し、講義を行いました。
講義では、函館に54年ぶりの酒蔵「五稜乃蔵」ができたことを契機に、酒に合う発酵食品や、酵母を使用したパンやビールの醸造及び酒造りでの副産物の利用等の研究と、発酵醸造の担い手の教育に加えて、酒蔵での人の交流や函館地域の新しい環境の形態としてのグリーンツーリズムといった食文化の形成が可能となっていることについて、解説がありました。
参加者からは活発に質問がなされ、函館地域における新しい酒蔵と、発酵醸造の研究等がもたらす食文化の形成について、非常に関心の高い様子がうかがえました。
講義の様子
CCH合同公開講座「函館学2023」についてはこちら
https://www.cc-hakodate.jp/hakogaku
小林教授は、本講義で紹介した内容の研究などを行っているほか、本校における教育活動として、「マテリアル工学実験」、「無機材料工学」、「品質管理」などの科目を担当しています。