お知らせ
「タイ・日ゲームプログラミングハッカソン大会 日本ラウンド」 において本校チームが第3位となりました! 2018.03.27
平成30年3月10日(土)~13日(火)の4日間にわたり,森町赤井川のグリーンピア大沼を会場として開催された「タイ・日ゲームプログラミングハッカソン大会 日本ラウンド」に,本校から1-1中村碧さん,高橋風輝さん,1-3瀧川陸さんの3人で構成するチーム”Hakoichi”が参加しました。
この大会は,タイ王国に派遣中の青年海外協力隊員が中心となって企画・運営し,タイの高校生と日本のKOSEN(高専)生がゲームのプログラムを開発し,その完成度を競うことを通じて,それぞれの力を伸ばし,加えて,双方の理解促進という交流の目的をもった大会です。
この日本ラウンドには,タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)の高校生3チームと,日本の国立高専より選抜された3高専(函館,八戸,長野)からの3チームの計6チームが参加し,ユニティ・テクノロジー社のゲームエンジン「Unity」を利用したゲームのプログラム制作を行いました。なお、タイ王国の3チームは、昨年11月にタイ国内のPCSHS 12校から各3名が参加して行われたタイ王国ラウンドで優秀な作品を制作し、勝ち上がった高校生たちです。
初日の10日には開会式と歓迎交流会,11日はユニティ・テクノロジー社の講師を迎えて講義を受け,その後約2日間にわたってゲーム制作を行い,13日午後からは,各チームのプレゼンテーションと審査が行われました。
審査後には,各チームが制作したゲームを参加者が皆で一緒になってプレーして楽しみました。
審査の結果,第1位はPCSHSのチーム”Hokkaido”,第2位はPCSHSのチーム”NTW”,そして本校のチーム”Hakoichi”が見事に第3位となりました。
本校チームは,イカと相撲をコンセプトにしたゲームを制作し,土俵上でイカが押し相撲を取りながら勝敗を競いますが,土俵の真上から大勢の力士が降ってきて,その取り組みを邪魔する内容のものであり,日本の国技である「相撲」と函館市の魚である「イカ」を組み合わせたユニークな内容のものです。
この大会に参加したタイの高校生と日本の高専生は,3泊4日のイベント期間中寝食を共にし,雪合戦の息抜きを挟みながら,連日,夜遅くまで制作に没頭しており,国境を越えた「ゲーム・クリエーター」としての強い絆が出来上がったようでした。この絆が,両国の更なる友好関係の発展に繋がることを期待します。
(参考)ハッカソン(Hackathon)とは,広い意味でソフトウェアのエンジニアリング
を指すハック(Hack)とマラソン(Marathon)を併せた造語であり,短期間に
集中的に共同作業でサービスやシステム,アプリケーションなどの開発を行い,
そのアイディアと技術を競うイベントです。