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お知らせ

「Japan ATフォーラム2017 in函館」が開催されました 2017.09.27

 平成29年9月16日(土)及び17日(日)の2日間,「Japan ATフォーラム2017 in函館」を,本校及び長岡・豊橋両技科大・国立高専機構が連携した三機関連携事業AT領域の主催により,本校大講義室等を会場として開催しました。
 本フォーラムには,本校を含む10高専の学生・教職員,公立はこだて未来大学の学生,視覚障がい者・車いす使用者や支援者等10名など,一般の方も含め113名の参加がありました。
 26件の研究発表が行われたポスターセッションから始まり,本校の濵 克己教授(三機関連携事業AT領域長)より主催者挨拶,本校の伹野 茂校長より開催校挨拶の後に,「future body –指で見る・髪の毛で聞く」と題して,公立はこだて未来大学の岡本 誠教授に基調講演をいただきました。その講演内容は,本フォーラムの開催趣旨にもまさしくマッチしたものであり,午後からのワークショップに臨む学生は大きな影響を受けたと思います。

   -ポスターセッション会場の様子-

    -研究内容説明の参加学生-

    -主催者挨拶をする濵AT領域長-

    -開催校挨拶をする伹野校長-

    -基調講演講師の岡本教授-

      -基調講演の様子-

 ワークショップでは,視覚障がい者,車いす使用者や支援者等の方にリードユーザーとして参加いただき,本校の森谷健二教授がファシリテーターを務め,障がいを有する方が抱える課題を基に,グループ全員で考えたアイディアをリードユーザーの方と議論しながら新しいAT機器の開発課題を決め,段ボール等でプロトタイプを製作しました。
 ワークショップの2日目には,各グループから,製作したプロトタイプを用いて発表が行われ,ガラケーのキーボードを併用したスマホ,マウスを備えたATM,色識別センサを用いた男女トイレ判別用スティックなど,実用化できれば役に立ちそうな発想ばかりで,助言等をいただいたリードユーザーの方も大いに感心していました。

    -リードユーザーの助言風景-

  -リードユーザーを交えた検討の様子-

    -プロトタイプ製作の様子(1)-

    -プロトタイプ製作の様子(2)-

      -成果発表の様子(1)-

      -成果発表の様子(2)-

 閉会式では,熊本高専の三好正純特任教授(Japan ATフォーラム2017実行委員長)及び熊本高専の清田公保教授(三機関連携事業AT副領域長)より締めくくりの挨拶があり,来年度以降も本フォーラムの開催を継続することが表明されました。
 今回のフォーラムに参加した学生が,障がい者の視点でリードユーザーの助言を得ながら考えた様々な支援機器の社会実装実現に向けて,今後も,卒業研究や特別研究の場で更なる改良を進めていくことが期待されます。

お知らせ 詳細

2017.09.27 「Japan ATフォーラム2017 in函館」が開催されました

 平成29年9月16日(土)及び17日(日)の2日間,「Japan ATフォーラム2017 in函館」を,本校及び長岡・豊橋両技科大・国立高専機構が連携した三機関連携事業AT領域の主催により,本校大講義室等を会場として開催しました。
 本フォーラムには,本校を含む10高専の学生・教職員,公立はこだて未来大学の学生,視覚障がい者・車いす使用者や支援者等10名など,一般の方も含め113名の参加がありました。
 26件の研究発表が行われたポスターセッションから始まり,本校の濵 克己教授(三機関連携事業AT領域長)より主催者挨拶,本校の伹野 茂校長より開催校挨拶の後に,「future body –指で見る・髪の毛で聞く」と題して,公立はこだて未来大学の岡本 誠教授に基調講演をいただきました。その講演内容は,本フォーラムの開催趣旨にもまさしくマッチしたものであり,午後からのワークショップに臨む学生は大きな影響を受けたと思います。

   -ポスターセッション会場の様子-

    -研究内容説明の参加学生-

    -主催者挨拶をする濵AT領域長-

    -開催校挨拶をする伹野校長-

    -基調講演講師の岡本教授-

      -基調講演の様子-

 ワークショップでは,視覚障がい者,車いす使用者や支援者等の方にリードユーザーとして参加いただき,本校の森谷健二教授がファシリテーターを務め,障がいを有する方が抱える課題を基に,グループ全員で考えたアイディアをリードユーザーの方と議論しながら新しいAT機器の開発課題を決め,段ボール等でプロトタイプを製作しました。
 ワークショップの2日目には,各グループから,製作したプロトタイプを用いて発表が行われ,ガラケーのキーボードを併用したスマホ,マウスを備えたATM,色識別センサを用いた男女トイレ判別用スティックなど,実用化できれば役に立ちそうな発想ばかりで,助言等をいただいたリードユーザーの方も大いに感心していました。

    -リードユーザーの助言風景-

  -リードユーザーを交えた検討の様子-

    -プロトタイプ製作の様子(1)-

    -プロトタイプ製作の様子(2)-

      -成果発表の様子(1)-

      -成果発表の様子(2)-

 閉会式では,熊本高専の三好正純特任教授(Japan ATフォーラム2017実行委員長)及び熊本高専の清田公保教授(三機関連携事業AT副領域長)より締めくくりの挨拶があり,来年度以降も本フォーラムの開催を継続することが表明されました。
 今回のフォーラムに参加した学生が,障がい者の視点でリードユーザーの助言を得ながら考えた様々な支援機器の社会実装実現に向けて,今後も,卒業研究や特別研究の場で更なる改良を進めていくことが期待されます。

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