ECOWINDの支援を受け、学生3名が東京、長崎県五島市、福岡県北九州市を訪問し、洋上風力発電に関するインターンシップを実施しました。洋上風力発電に関わる技術や現場の取組について学ぶ機会となりました。
インターンシップは、令和8年3月9日から3月13日までの5日間の日程で実施されました。東京では戸田建設株式会社本社を訪問し、洋上風力発電の建設に関する講義や設備の紹介を受け、プロジェクトの概要や技術的な課題について理解を深めました。
長崎県五島市では、五島市沖に設置されている浮体式洋上風力発電施設を見学しました。この施設は日本初の商用浮体式洋上風力発電施設であり、実際の設備を間近で見ることで、洋上風力発電の技術や運用について理解を深める機会となりました。また、五島市でゼロカーボンシティの取組を担当されている方との懇談の機会もあり、再生可能エネルギーと地域振興との関係について理解を深めることができました。
福岡県北九州市では、日鉄エンジニアリング株式会社若松工場および株式会社北拓北九州トレーニングセンターを訪問しました。洋上風力発電設備の製造や維持管理に関する説明を受け、風車内部の構造やメンテナンスの現場について学びました。
学生からは、次のような感想が寄せられました。
・座学を通して、洋上風力発電に関わるさまざまな分野について幅広く学ぶことができた。
・実際に船で洋上風力発電設備の近くまで行くことができ、そのスケールの大きさを目の当たりにした。
・着床式のジャッキの見積もりを計算する課題に取り組み、実務に近い内容を体験できた。
・ナセルの内部やブレードの構造を見ることができ、貴重な経験になった。
・設備は作って終わりではなく、さまざまなことを想定して備える仕事の大変さが分かった。
今回のインターンシップを通して、学生は洋上風力発電に関する技術だけでなく、それを支える多くの人や地域との関係について理解を深めることができました。 本インターンシップの実施にあたり、ご協力いただいた戸田建設株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社、株式会社北拓をはじめ、関係機関の皆様に心より御礼申し上げます。

五島市沖の浮体式洋上風力発電施設を背景に、船上で撮影した集合写真

五島市沖に設置されている浮体式洋上風力発電施設

五島市における再生可能エネルギー等の取組について説明を受けている様子

日鉄エンジニアリング若松工場での研修の様子

白島展示館(白島国家石油備蓄基地)3階展望室より撮影した響灘の洋上風力発電施設