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お知らせ

高専ワイヤレステックコンテスト2024にて本校の学生2チームが受賞しました! 2025.03.18

高専ワイヤレステックコンテスト2024(WiCON2024)が開催され、本校からエントリーした「B5Gサナギ」と「吹雪撃退マイクロ波イノベーターズ」の2チームがそれぞれ協賛企業賞を受賞しました。

 

「B5Gサナギ」チームは、チーム代表の本校生産システム工学科5年工藤来斗さんを中心に「Massive-MIMO用小型・低消費電力・高性能アナログ信号処理回路の研究開発」と題した課題に取り組み「NICT賞」を受賞しました。この課題では、5G/B5Gシステムの消費電力を低減するため、無線送受信信号を全てデジタル信号処理するのでなく一部を電力消費の少ないアナログ信号処理で置き換える構成を検討対象とし、特に、アナログ信号処理での信号の位相制御を担う移相器の小型化・低消費電力化・高性能化を目指して研究開発を推進しました。回路構成の工夫によって回路大型化の原因となるインダクタを8つから2つにまで削減し小型化の目途を立てたこと及び通常構成での限界である180°を越えて212°までの位相変化を可能とした成果が評価され、今回の受賞につながりました。このチームは他に生産システム工学科5年磯卓磨さん、後藤拓斗さん、佐々木謙太さんが参加しています。

チーム代表の工藤さんは「今回私たちが発表した研究内容は5Gの次世代であるB5Gにつながる研究です。この研究で1番大変だったことは式の計算や、WiCON用の資料作成などでしたが、チームメンバーと協力し合い、課題を乗り越えギリギリ成果を出すことができて嬉しかったです。」と研究での苦労を話してくれました。

 

「吹雪撃退マイクロ波イノベーターズ」チームは、チーム代表の本校生産システム工学専攻1年畑沢公陽さんを中心に「メタマテリアル応用ワイヤレス電力伝送とマイクロ波融雪の同時実現による周波数有効利用」と題した課題に取り組み「NTTコミュニケーションズ賞」を受賞しました。このチームは、函館高専と津山高専、秋田高専の3校で構成されており、函館高専が電磁バンドギャップを応用した電波が漏れないマイクロ波融雪を、津山高専が右手左手系導波管の零次共振をサーキット型導波管のような婉曲部分を持つ構造で実現すること、秋田高専が自治体とのコラボによる実証実験とレドーム最適化による融雪効率向上というように分担して共同研究をしている大変大掛かりなものです。チーム代表の畑沢さんは、水、雪、空気という異なる媒質で電磁バンドギャップを同時に発生させるという難しい課題に取り組み、その成果が認められ受賞につながったものです。函館高専からはチーム代表の畑沢さんの他に生産システム工学専攻2年の海老田のあさん、鎌田緋莉さんが参加しています。

チーム代表の畑沢さんは「WiCONに参加する中で、解析を何度も行いましたが思うように成果が出ないことが多かったです。しかし試行錯誤を重ね、期待通りの解析結果を得ることができました。本選出場こそできなかったものの、去年と同じNTTコミュニケーションズ賞を受賞し嬉しく思います。」と、受賞の喜びを話してくれました。

 

今回受賞しました学生たちの今後のさらなる活躍を願っております。

 

阿部校長へ受賞報告をする2チーム

お知らせ 詳細

2025.03.18 高専ワイヤレステックコンテスト2024にて本校の学生2チームが受賞しました!

高専ワイヤレステックコンテスト2024(WiCON2024)が開催され、本校からエントリーした「B5Gサナギ」と「吹雪撃退マイクロ波イノベーターズ」の2チームがそれぞれ協賛企業賞を受賞しました。

 

「B5Gサナギ」チームは、チーム代表の本校生産システム工学科5年工藤来斗さんを中心に「Massive-MIMO用小型・低消費電力・高性能アナログ信号処理回路の研究開発」と題した課題に取り組み「NICT賞」を受賞しました。この課題では、5G/B5Gシステムの消費電力を低減するため、無線送受信信号を全てデジタル信号処理するのでなく一部を電力消費の少ないアナログ信号処理で置き換える構成を検討対象とし、特に、アナログ信号処理での信号の位相制御を担う移相器の小型化・低消費電力化・高性能化を目指して研究開発を推進しました。回路構成の工夫によって回路大型化の原因となるインダクタを8つから2つにまで削減し小型化の目途を立てたこと及び通常構成での限界である180°を越えて212°までの位相変化を可能とした成果が評価され、今回の受賞につながりました。このチームは他に生産システム工学科5年磯卓磨さん、後藤拓斗さん、佐々木謙太さんが参加しています。

チーム代表の工藤さんは「今回私たちが発表した研究内容は5Gの次世代であるB5Gにつながる研究です。この研究で1番大変だったことは式の計算や、WiCON用の資料作成などでしたが、チームメンバーと協力し合い、課題を乗り越えギリギリ成果を出すことができて嬉しかったです。」と研究での苦労を話してくれました。

 

「吹雪撃退マイクロ波イノベーターズ」チームは、チーム代表の本校生産システム工学専攻1年畑沢公陽さんを中心に「メタマテリアル応用ワイヤレス電力伝送とマイクロ波融雪の同時実現による周波数有効利用」と題した課題に取り組み「NTTコミュニケーションズ賞」を受賞しました。このチームは、函館高専と津山高専、秋田高専の3校で構成されており、函館高専が電磁バンドギャップを応用した電波が漏れないマイクロ波融雪を、津山高専が右手左手系導波管の零次共振をサーキット型導波管のような婉曲部分を持つ構造で実現すること、秋田高専が自治体とのコラボによる実証実験とレドーム最適化による融雪効率向上というように分担して共同研究をしている大変大掛かりなものです。チーム代表の畑沢さんは、水、雪、空気という異なる媒質で電磁バンドギャップを同時に発生させるという難しい課題に取り組み、その成果が認められ受賞につながったものです。函館高専からはチーム代表の畑沢さんの他に生産システム工学専攻2年の海老田のあさん、鎌田緋莉さんが参加しています。

チーム代表の畑沢さんは「WiCONに参加する中で、解析を何度も行いましたが思うように成果が出ないことが多かったです。しかし試行錯誤を重ね、期待通りの解析結果を得ることができました。本選出場こそできなかったものの、去年と同じNTTコミュニケーションズ賞を受賞し嬉しく思います。」と、受賞の喜びを話してくれました。

 

今回受賞しました学生たちの今後のさらなる活躍を願っております。

 

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