お知らせ
KOSEN Global Campを開催しました! 2025.03.13
3月3日(月)から3月9日(日)の間,モンゴルとシンガポールから学生と教員を招聘し,持続可能な未来社会に向けた課題解決として「未来を描く」をテーマとしたKOSEN Global Campを開催し,13名の学生(第1ブロック高専学生7名(うち本校学生6名),モンゴル3名,シンガポール3名)が参加しました。
「SDGsの実現 -自然との共存共生,エネルギーの視点から多国籍で「ミライを描く」をテーマとして,柔軟で発想力豊かな学生たちが,持続可能な開発目標(SDGs)の具現化を目指して多国籍チームで議論しました。気候変動等に伴う自然災害や自然環境の変化に対する「自然との共存共生」の在り方を考え,さらにカーボンニュートラルへ向けた再生可能エネルギーの最先端技術の体験を通して,持続可能性ある「ミライを描く」ことで「イマなにをすべきか」自分が住む地域や国における課題をバックキャスティングにより明確にし,具現策を多国籍の学生からなるチームが,同じ目線で自発的に気付きを得られる機会となりました。
本プロジェクトは,グローバルマインドを有したエンジニアの育成を目指し,高学年の専門教育の学びへ繋げることを目的として実施し,自国の地理的条件,気象条件,地勢を分析し再認識することで,具体的なアイデアの発掘,持続可能なまちづくり,安全と技術,つくる責任・使う責任について考える事に重点を置いています。
学生たちは,持続可能な未来社会に向けた課題解決のため,実際に美利河ダム(今金町)をはじめとした水力発電、日本初の洋上風力発電所(せたな町)が存在する先進的かつ複合的に再生可能エネルギーの導入が進められている地域や,活火山の北海道駒ケ岳から渓流・河川を経て海岸へ流入する自然環境において古来より防災対策が進められ,自然との共存共生が文化的に地域で根付いている場所を見学し,課題解決につなげました。
発表後は,エクスカーションとして函館山や五稜郭タワーを訪問する等,様々な体験を通じて「未来を描く」事への理解と国際交流を深める貴重な機会となりました。
※本プロジェクトは,「国立研究開発法人科学技術振興機構の2024 年度 国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)における活動」として実施いたしました。
オリエンテーションの様子(アイスブレイク) |
本校校内にある災害復旧用木製トラス橋見学の様子 |
美利河ダム 監査廊(ギャラリー)見学の様子 |
グループワークの様子 |
プレゼンテーション発表の様子 |
表彰式の様子 |
参加者全員で記念撮影 |
エクスカーションの様子 |