お知らせ
AT機器開発体験活用ワークショップを開催しました! 2024.11.26
令和6年11月16日(土)に「AT機器開発体験活用ワークショップ」を開催しました。
「AT」はAssistive Technology(支援技術)の略であり、「AT機器」は障がい者等の活動を支援するための機器のことです。本ワークショップでは、支援機器を必要とする当事者、支援者、関係者を対象に、GEAR事業における高専間連携により、長野高専から教員が来校され、本校教員とともに長野高専で開発された機器の製作と意見交換を行いました。
今回のワークショップでは、AT機器の一つとして「カードをかざすと発話する機器「Card to Speech」」の製作に取り組みました。特別支援学校教員等の10名の参加者には、メイン基板とLED基板へのはんだ付け、フロントパネルの組み立て、配線やスピーカー取り付け等の工程で、実際に機器開発を体験してもらいました。
その後,言葉を記憶したカードをかざして発話を確認してもらいましたが、参加者からは、「障がい者支援や児童生徒に使用できる機器として職場で活用していきたい」等の感想をいただきました。
製作したAT機器はモニター用としてお持ち帰りいただきましたので、実際に活用して要支援者の方が活動する際のアクセシビリティの向上に繋げていただけたらと考えています。また、その使用感や用途などの情報はフィードバックしてもらい、結果をもとに内容のブラッシュアップを図っていくことを想定しています。
※本ワークショップは、高専機構『GEAR5.0 未来技術の社会実装教育の高度化(介護・医工分野)』」採択事業の一環として実施したものです。
ワークショップの様子
発話する機器「Card to Speech」
■担当
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