函館工業高等専門学校

　令和元年11月18日（月），４年生産システム工学科機械コース，電気電子コースの学生58名を対象に， 地元企業見学ツアーとして「株式会社メデック」（北海道函館市鈴蘭丘町３−１３３）を訪問・見学しました。
　「株式会社メデック」は，代表取締役　漆嵜社長（機械工学科・第7期卒業）をはじめ，社員220名のうち，83名（38％）が高専の卒業生です。
　はじめに，２つのグループに分かれ，機械コースの学生は会社概要などの説明を聴き，電気電子コースの学生は各部門を見学しました。
　会社概要の説明は，漆嵜社長です。株式会社メデックは，北海道内では類を見ない「複合エンジニアリング」集団であり，自動機械の設計製作，精密機器加工，ロボットシステム，産業機器販売などを主な業務としています。漆嵜社長は，合同企業説明会などでよく受ける質問（中小企業は経営不安定ではないか？高専生をどのように評価しているのか？技術力について？など）に回答するという形式でお話くださり，業界の様子が大変よくわかりました。
　各部門の見学は，１班１０名に分かれて行いました。先輩社員（高専卒業生（OB・OG））から担当業務について説明があり，学生からは様々な質問がよせられました。
　今回の見学において，株式会社メデックでは，働いている社員の方々が生き生きと仕事をしている雰囲気を実感できました。就職活動を控えた4年生にとって，働いている高専卒業生（OB・OG）の姿を見学できたことは，貴重な経験となったのではないでしょうか？

「株式会社メデック」の見学です。	着席して待ちます。
株式会社メデックの漆嵜社長です。	会社概要・パンフレットをいただきました。
本校OB（電気工学科卒）の方から説明を聴きます。	ロボットアームにより自動で部品を製造します。
完成した部品を熱心に見ています。	設計部門に勤務している方から説明を聴きます。
広く，きれいなオフィスです。