七夕の7月7日に、大門キッズスタジアムに滑り台を受け渡しました。


 

 平成23年7月7日(木)函館高専は函館市内の和光ビル5階にある
「大門キッズスタジアム」にて,
PBL成果物の受け渡し式を執り行いま
した。

 この成果物は,(有)NAアーバンディベロップメント様からの「WAKO
キッズスタジアムで活用できるコンテンツの作成」というテーマの依頼に
対して,安全性に配慮してユニバーサルデザインを考えた遊具の製作を目
的として,昨年の
10月から専攻科の創造実験(PBL)の中で取り組んだ滑
り台です。

 この滑り台の製作には,「安全性」と「持ち運びやすさ」という主に2つ
の条件をクリアすることが求められました。そのため内部の材料として,面
25トンまで耐えることができ,なおかつ軽いスタイロフォームが採用され,
結果として
11歳の平均体重40sの子どもが120人も乗ることができ,安全率
44.8に及びました。また,表面の床材には抗菌性で摩擦に強く且つよく滑
る素材を採用し,ファイブスター(
F☆☆☆☆☆)という安全面の基準をク
リアした接着剤やコーキングが使われるなど,子どもの様々な動きに対応し
た安全性が考慮されています。その結果として縦
2.8m×横3.6m×高さ0.7m
角度
2030度,重さ約110kgの,表面がピンク・イエロー・グリーンの3色で
彩られた滑り台が完成しました。

 今回のPBLでの取り組みについて参加した専攻科生産システム工学専攻2
の熊谷侑弥さんは、遊具の機能について、「ただ登って滑るだけの遊具は既
にあったので、いろいろな遊び方のできるものを作りたかった。」と述べて
いました。

 今回の依頼で一番苦労したことについて垂見圭恭さんは「2分割で作成・
運搬し現地で一体成形するなど,搬入に気を使うとは思わなかったので今後
のいい勉強になった。」と述べていました。

 特専教授(マイスター)の方々と今回の製作に一緒に携わったことについ
て庄内俊さんは「どういうふうに作っていくかといった作業工程などいろい
ろな面で悩みましたが、マイスターの方に質問すると何を聞いても的確なア
ドバイスをいただき、いい方向に導いていただいた。非常に感謝しています。」
と述べていました。

 PBLという取り組み自体について竹内岳さんは「打ち合わせやスケジュール
決めから企画・納品など全てを自分たちが中心となって決めていき、非常に実
践力がついた」と述べていました。

 受け渡し式では本校を代表して岩熊校長が「このような場所に納品できるの
はこの上のない喜びです。今後もこのような活動を続けていきたい。」と述べ
られ,受注者側からは
WAKOキッズスタジアムの高松マネージャーが「夢あふれ
る遊具を製作いただき、また安全面に考慮いただき非常にありがたく思っていま
す。」と感謝の言葉を述べられました。続いて除幕式が行われた後,子どもたち
が早速滑り台で遊んでいました。





--------------岩熊校長の挨拶 ------------------大門キッズスタジアム 高松マネージャーの挨拶-


-左から熊谷さん、垂見さん、庄内さん、竹内さん-----------------初滑りの様子-----------------


-----------------------------------滑り台で遊ぶ子どもたち----------------------------------