北海道高等学校文化連盟第46回全道高等学校郷土研究発表大会
郷土研究部門にて優秀賞を受賞しました。



  平成23年11月16日(水)から18日(金)にかけて、第46回高文連全道高等学校
郷土研究発表大会が開催され、本校の埋蔵文化財研究会が郷土研究部門において
優秀賞を受賞しました。
  これは、知内町から見つかった涌元(わきもと)古銭を調査していたところ今年5月
に日本初出土となる開泰元寶(かいたいげんぽう)を発見した報告に対して授与され
たものです。埋蔵文化財研究会は、開泰元寶と同じベトナム銭である天福鎮寶(てん
ぷくちんぽう)も1枚発見し、これら2枚に志海苔古銭で出土した天福鎮寶を加えて、蛍
光X線分析装置を用いて比較し、発見した開泰元寶は政府がつくった公の銭であるこ
とを確認しました。
  部長の物質工学科3年の小野 美玲さんは「今年から部長となって、開泰元寶の発
見に立ち会えたことはすごくうれしい。これからも新しい発見をしていきたい」、また物質
工学科3年の北村 茉友さんは「本大会は3年生までしか参加できません。なので、次
に開催される高文連に参加する後輩への指導などで部に貢献したい」と抱負を話してい
ました。
  なお、今後の活動について伺うと、機械工学科1年の渡邊 健一朗さんは「今回の成
分分析をもとに異なる含有率の金属を調製し、実際に鋳造したものを人的に腐食させ、
発見した開泰元寶の錆部分と同質となるか、調査したいです。そうすることで、今後古銭
調査の際に、最小限の史料の破壊だけで調査可能です」と話しています。それに伴って、
物質工学科1年の杉本 紬さんは「渡邊さんが調製したものを、加速実験とよばれる方法
を用いて様々な条件のもとで腐食させ、調査したい」と話し、次の調査活動に向けて準備
しています。
 

<受賞した埋蔵文化財研究会>
  渡邊さん(左下)、杉本さん(中央下)
  小野さん(右下)、北村さん(中央上)
<顧問>
  中村先生(右上)、高橋先生(左上)