高専ロボコン北海道地区大会において,Bチームが審査員推薦枠で全国大会出場決定


 

平成23年10月9日(日)に苫小牧工業高等専門学校にて第24回ロボコン北海道地区大会が開催されました。本校から出場したBチームが審査員推薦枠で全国大会出場を決め、本校Aチームはデザイン賞を受賞しました。
 全国大会は、平成23年11月20日(日)に東京両国国技館で行われ、12月11日(日)NHK総合テレビで放送予定です。
http://www.nhk.or.jp/robocon/

 そこで現在、全国大会に向けて改良・調整をしているBチームの前出さんに話を伺いました。

   
    <高専ロボコン北海道地区大会のようす>             <全国大会に向けて調整中のようす>


――全国大会出場おめでとうございます。
     エキシビジョンで審査員を魅了し、推薦枠に決定したとのことですが…


 本番一回戦では、ボールが発射装置まで到達せず、送球不可能となり、上手くいきませんでした。しかし、エキシビジョンでは、あらかじめ発射装置にセットしたところからスタートがOKでしたので、本番ではみせることができなかった函館高専Bチームの強みである送球のスピードや強さをアピールでき、すべて成功したからだと思います。

 

――発射装置を作製するときに工夫したところは…

当初、ゴムを使った発射装置でしたが、ボールの落下地点が定まらず安定性に欠けていたので、第2案としてピッチングマシーンの仕組みを利用したらどうだろうと身近にある回転イスで実験すると、思いの外上手くいきました。そこで1年生の時に同様の機構を作ったノウハウを生かして、試作機を作ったところ安定性があり、また重量制限もクリアできたものとなりました。


         <調整中の前出さん>


――発射装置以外に工夫したところはありますか。

はじめは、ボールの発射は本体中央部1か所のみでしたが、ディフェンスロボット(制限幅:1m)の対策として左右2か所に変更しました。さらに、その発射装置はスタートと同時に翼が開くようにし、ダイナミックな演出効果を与えられた点が評価されたと思います。


       <レシーバーの嶋末さん>



――今後、全国大会に向けて改良していくところは

地区大会直前は、発射装置にボールを装填する部分を中心に調整していたのですが、大丈夫と思っていたそれ以前の部分にトラブルが発生して失敗してしまいました。発射装置までたどりつけば、エキシビジョンで上手くいったように、成功すると思うので、ボールが上手く発射装置に到達するように調整すること、そしてチェックが甘くならないように徹底していきたいです。


       <ロボット操縦者の田原さん>



――最後に応援してくれる方々へ

実は私が2年前に全国大会に応援に行ったときに、出場した先輩に「来年も来る」と約束しましたが、出場できませんでした。函館高専は、過去の全国大会ではあまりよい成績を残せていません。ただ、今回のロボットであれば先輩たちから教わってきたことをもとに改良を進めていけば、全国のライバル達と互角に戦うことができると思うので、上位に名前を残せると思います。ベスト8以上になって、現在のロボット研究会を見てもらいたいと思っていますので、卒業生のみなさんにもぜひ応援に来ていただければと思います。


     <全国大会にむけて意気込む3人>


ルール

田原さんが操縦するオフェンス・ロボットが、前出さんから受け取ったボールを、ディフェンス・ロボットをかいくぐり、嶋末さんに向けてノーバウンドでパスを送ります。このパスが成功するまでのタイムを競います。

競技は、2チームによる対戦方式、攻守交替して1回ずつ行われます。先攻・後攻それぞれの競技時間は各130秒。ディフェンス側が攻撃チームのボールをノーバウンドでキャッチするインターセプトに成功すると、競技時間が30秒減ります。

●メンバー

選手
         :



5年機械工学科 前出彦樹さん、嶋末昂祐さん
4年電気電子工学科 田原紫裕さん
ピットクルー   :
5年機械工学科 林原健人さん、下苧坪龍太さん
4年電気電子工学科 伊藤潤哉さん、千葉裕弥さん、山本駿太郎さん
なお、全国大会におけるピットメンバーは現在調整中です。