2015年1月24日
平成26年度追い出しコンパ
卒業する寮生を送り出すための追い出しコンパ(追いコン)が、1月24日(土)に
春潮寮食堂にて開催されました。
追いコンからは、運営の主体は寮生会4年生に変わり3年生となります。
この追いコンも11月に行われた寮祭の反省を生かすべく、寮生会と寮務委員会で話し合いを行い、
様々な改革が提案されました。主な事項を挙げると以下の様になっています。
1)寮生会による寸劇の指導は声の大きさや観客の方を向くなどの最低限のものに留める。
2)準備のための買い出しは1日で集中的に終わらせる。
3)寸劇やカラオケなどの採点集計時間が、イベントのない空白時間となっていたので、
そこに寮生会役員選挙の立会演説を行う。
これらをもとに、寮生会生3年生が中心となって追いコンの準備が進められました。
当日の会場設営も順調に進み、今回もほぼ定刻通りに開始することができました。
今回の出し物としては、恒例の1年男子の寸劇、1年女子のダンス、学生及び教職員によるカラオケ、
それに加えて上級生の出し物が多数披露されました。
まず、1年男子の寸劇ですが、今回も後方までセリフが聞こえないというものが多く、
一生懸命演じているにもかかわらず、劇の内容が伝わらず残念なものとなりました。
ただ、最後のチームは観客全員のハートをがっしりつかんだようで、会場全体が爆笑に包まれておりました。
ストーリーや配役が単純明快であったこと。声や演技の動作が大きく、内容が伝わり易かっこと。
これらにより、聴衆にとっても笑いどころが分かり易く、良い結果が生まれたのではないかと思います。
1年女子のダンスについては前回よりパワーダウンしたと思いました。
ただ、今回が良くなかったという訳ではなく、前回は特に気合が入っており、
素晴らしかったためであると言えます。
また、今回は数多くの上級生(主に5年生)からの出し物がありました。
どの学生もステージの上で堂々と演じており、寮生活で鍛えられたその度胸に感心しました。
演じる際の振る舞いやその内容から、前もって入念に準備してきた様でした。
その中でも特に印象に残ったのは4年と5年のコンビで行ったピアノの弾き語りです。
学業以外にも、あのような人に対して披露できる一芸を持っていることは素晴らしい事であると思いました。
また、学年の上下の枠を超えた出し物ということも良かったと思います。
様々な年齢の学生が寝食を共にしている寮だからこそ、できた出し物と言えるかもしれません。
これらの出し物の採点集計中に、寮生会役員の演説会が行われました。送る会の途中ということもあり、
演説を誰も聞かないということが危惧されていましたが、村上総代の言葉で会場が引き締まり、
無事終えることができました。
最後に5年生を会場から送り出して、送る会は終了となりました。
終了後も寮生会の指揮のもと、1年生と寮生会メンバーがきびきびと後片付けをしており、
最後まで素晴らしい会であったと思います。