HNCT校章
函館高専
春潮寮
「安全な寮」
「規律ある寮」
「そしてきれいな寮」

2013年6月27日

防災訓練

 毎年行われる防災訓練ですが,得てしてマンネリ化の道を辿って,こなさなければならないイベントのような形になってしまいがちです。
そうならないためには,毎年同じことを繰り返せばいいという意識から脱却して,去年より今年という具合に進化していこうとする気持ちを持つことが大切だと思います。
今年度はそうした思いを胸に,防災委員,寮生会役員,指導寮生,幹事,計25名の寮生スタッフが力を合わせて6月27日の防災訓練に臨みました。
特に,5M柏原侑哉君が,自ら志願して昨年度に引き続き防災委員長を買って出てくれたのは,大変助かりました。
 1年で交代すると前年度の流れや反省点が把握されにくくなります。その点,柏原君は昨年の経験を生かすことができ,
さらに,最上級の5年生という重みもあって,他の寮生への呼びかけにも有効なものがありました。
 また,副委員長の3C田中紳太郎君と2Zの佐々木香穂さん,男子総代の4C千葉大二郎君,女子総代の4J高橋青以さんは,
それぞれ重要な役目を見事に果たしてくれましたし,他のスタッフも手際よく動いて,講評の際には消防署の方から,
「春潮寮の皆さんは自分たちで寮を守る気概がある。」と,お褒めの言葉をいただくことができました。
 さて,それでは,昨年度から進化した点を具体的に一つ挙げてみたいと思います。実はこれまで,宿日直教員のために作成された実際の避難マニュアルの他に,
寮生が主体となって行う訓練用のマニュアルの二つのマニュアルが存在していました。そして,防災訓練は後者の方だけで行われていたのです。
宿日直教員は毎日交代し,必ずしも寮内の施設・設備や寮のことに関してすべてを把握しているとは限りません。
そのような理由もあって,これまで防災委員会を中心とした寮生主体の訓練が行われていたのだと思います。
 しかし,いざというときには,教員が責任を持って寮生の命を守らなければならないのは当然です。
そこで,宿日直教員と寮生の防災委員会,寮生会役員,さらには寄宿舎指導員も加え,これら関係するすべての人員が一体となって行動するように,マニュアルの改訂を行いました。
この改訂マニュアルのもとで今年度の訓練が実施されたのです。
 では,実際の訓練の模様を簡単に紹介しましょう。火災報知機が鳴り響き,まず,寄宿舎指導員が発信場所を警報盤で確認し,その場所を放送で繰り返し伝えます。
それを聞いた宿日直教員,総代,副総代,防災委員長,防災委員は直ちに現場に急行し,出火を確認。総代はすぐに寄宿舎指導員室に行き,全寮生に避難を呼びかける緊急放送を行います。
同時並行の形で,防災委員長は事務室の電話を使って消防署に119番通報を行い,校舎警備員室へも連絡します。
 一方,火災現場に残った宿日直教員と副総代,防災委員は付近の各居室を回って玄関前庭への避難を呼びかけます。
また,各棟各階の指導寮生と幹事は,責任を持って自分の担当区域の寮生の避難誘導を行い,前庭での点呼も実施します。
点呼結果は防災委員長が集約し,さらに宿日直教員にも報告されます。避難が終了した後は,消火栓と消火器担当の防災委員による,放水と水消火器の実地消火訓練も行われました。
 このようにマニュアルの改訂後も,やはり寮生が中心になって避難が行われる事実には変わりありません。
消防署の方が言われた通り,「自分たちで寮を守る」という「気概」を常に持ち続け,今年度の反省を次年度に生かして,さらに進化した防災訓練を行ってほしいと願っています。

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