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2012年度 担当教科・実験
2年
・2年 情報創造実験1(必修・前期)
ホームページの作成
・2年 情報工学実験1(必修・後期)
プログラミング実験 「Delphiによるゲーム作成」
3年
・3年 情報工学実験2 (必修・後期・第3ローテーション)
【実験日程】
第 1回 10月24日:ガイダンス
第 2回 11月14日: Linuxの基礎
第 3回 11月21日:実験手順の確認
第 4回 12月5日:簡単なソーティング
第 5回 12月12日:複雑なソーティング(1)
第 6回 1月16日:複雑なソーティング(2)
第 7回 1月23日:アルゴリズムの応用課題(1)
第 8回 1月30日:アルゴリズムの応用課題(2)
第 9回 2月20日:アルゴリズムの応用課題(3)
第 10回 特別時間割:レポート整理日
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プログラミング実験 「簡単なソーティング・難しいソーティング」
目標:
ソーティングのアルゴリズムを理解してC言語でプログラミング出来る。
評価方法:
レポート点(100 点)
注意点:
(1) 難しいアルゴリズムの場合ははさみを用意しておくこと。
(2) ソースコードのコピペが発覚した場合はコピーをさせた側の点数を0点とし、コピーした側はお咎め無しとする。
実験内容:
優しいソーティング(選択ソート、挿入ソート、バブルソート)からひとつ、
難しいソーティング(クイックソート、シェルソート、ヒープソート)からひとつが指定され、
以下の手順に従って実験を行う。
(1) チェックシートを印刷して、番号、名前、課題名を記入せよ。
また、難しいアルゴリズムの場合はカードを印刷してはさみで切り取れ。
(2) 動作をA4レポート紙に手書きで書け。
(3) 教科書等を参考にしてアルゴリズムをA4レポート紙に手書きで書け。なおソーティングの並びは「降順」とする(例: 「1、5、2、6、3、7」→「7, 6, 5, 3, 2, 1」)。
(4) ソーティングを行う部分は main 関数内に置かずに関数化すること。この関数の仕様をA4レポート紙に手書きで書け。ここで関数の仕様とは「関数の名前と戻り値の型」、「引数の型と名前」である。なお外部変数は使用しないこと。
(5) 関数のPADをA4レポート紙に手書きで書け。なお main 関数の PAD は必要ない。
(6) 関数内で使用した変数を表にしてA4レポート紙に手書きで書け。
(7) (2)~(6)に関して教員からチェックを受けよ。
(8) PAD を見ながらコーディングせよ。
(9) 数列「1、5、2、6、3、7」をソーティングし「7, 6, 5, 3, 2, 1」の順に表示されることを確認したら教員よりチェックを受けよ。
(10) テキストにある問題を解け。結果より表を作成し、グラフを表示したら教員よりチェックを受けよ。
(11) (2)(3)(4)(6)(10)を電子化して清書せよ。もし(3)に図を含んでいる場合は、図は描かなくても良い。
(12) テキストにある考察をおこない、電子化して清書せよ。
4年
・4年 信号処理 (必修・通期)
目標:
ディジタル信号処理の基礎知識と手法について学ぶ。フーリエ級数展開、DFT、フーリエ変換、ラプラス変換、Z変換について理解し、ディジタルフィルタを設計できる。
評価方法:
定期試験 ( 25点 x4 )
前期中間範囲:
(1) ディジタル信号基礎
(2) 数学基礎
前期期末範囲:
(3) 実フーリエ級数展開
(4) 複素数基礎
後期中間範囲:
(5) 複素フーリエ級数展開
(6) DFT/FFT
(7) フーリエ変換
学年末範囲:
(8) ラプラス変換
(9) Z変換
(10) アナログ線形システム
(11) ディジタル線形システム
(12) FIRフィルタ
・4年 プログラミング演習 (必修・通期)
目標:
演習を通じて実践的なプログラミング基礎技術を身につける。ソフトウェアの基礎技術を理解し、データ処理への活用が出来る。
評価方法:
レポート点(100点)
注意点:
(1) 授業開始直後にacroreadのプロキシ設定をすること。
(2) ソースコードのコピペが発覚した場合はコピーをさせた側の点数を0点とし、コピーした側はお咎め無しとする。
演習内容:
前期:
(1) Emacs (課題無し) (4/11/水)
(2) HTMLとスタイルシート (担当教員:小山) (4/18/水)
※ CSS の変更が反映されない時は emacs の設定が正しくされているか確認する。
(3) JavaScript (担当教員:小山) (5/2/水)
(4) PHPとMySQL (担当教員:小山) (5/9/水)
※ PHP の変更が反映されないときは firefox のプロキシの設定で学内サーバを除外する。
(5) オブジェクト指向プログラミング( C++/Java ) (6/13/水)
コンパイル方法 : g++ ソース.cpp
これで実行ファイルa.outが出来るので、./a.out で実行
1 C++基本文法
2 クラスとオブジェクト/インスタンス
3 クラス図を用いた設計
4 Javaとeclipseの基本
5 設計の実際例
(6) スレッドプログラミング (7/11/水)
後期:
(7) assertとgdbによるデバッグ (10/3/水)
(8) ポインタと二次元配列 (10/10/水)
(9) 行列ライブラリの作成と応用
1 行列の基礎的な演算 (10/24/水)
2 逆行列 (11/7/水)
3 CSV ファイルの読み書き(12/5/水)
4 DFT (12/12/水)
5 標本共分散、標本相関行列 (1/16/水)
6 線形重回帰 (1/23/水)
・4年 情報工学実験3 (必修・通期・第1ローテーション)
信号処理実験1 「三角関数の公式とグラフの関係、三角関数の微分積分、フーリエ級数とスペクトル」
・4年 情報工学実験3 (必修・通期・第2ローテーション)
デバイス制御 「デバイスドライバの作成」
・4年 情報創造実験2 (必修・後期)
5年
・5年 画像情報処理 (選択・通期)
目標:
ディジタル画像のデータ構造を理解し、フィルタ処理などの画像処理アルゴリズムに関する基礎知識を習得する。さらにアルゴリズムを実装して画像処理が出来る。
評価方法:
レポート点( 60点、各レポートの配点は以下の通り )
定期試験( 10点 x4 )
注意点:
(1) テンプレートのビルド方法
ソースの解凍方法 tar xvfz template_img.tgz
ビルド方法 make
画像の拡大縮小 convert -scale 横ピクセル(256以上) 変換前画像 変換後画像
(2) ソースコードのコピペが発覚した場合はコピーをさせた側の点数を0点とし、コピーした側はお咎め無しとする。
演習内容:
前期中間範囲:
(1) 濃度値反転 ( 3 点) (4/9/月)
(2) ヒストグラムと濃度値変換 ( 3 点) (4/16/月)
前期期末範囲:
(3) 濃度値平坦化 ( 12 点) (5/21/月)
(4) 微分フィルタ ( 3 点) (7/9/月)
後期中間範囲:
(5) ラプラシアンフィルタ ( 3 点) (10/1/月)
(6) 二値化画像処理( 12 点) (10/21/月)
(7) テンプレートマッチング( 3 点) (11/12/月)
学年末範囲:
(8) 2次元DFT ( 12 点) (12/10/月)
(9) 2次元DCT ( 6 点) (1/28/月)
(10) 最終レポート ( 3 点) (2/4/月)
※ 低難度 3 点、中難度 6 点、高難度 12 点
・5年 情報工学実験4 (必修・前期・第1ローテーション)
信号処理実験2「FIRフィルタとスペクトル解析」
専攻科
・専攻科2年 デジタル信号処理 (選択・前期)
目標:
ディジタル信号処理の基礎であるZ変換について理解し、基本的なディジタルフィルタであるFIRフィルタをC言語で実際に設計・作成できる。
評価方法:
期末試験(50点)
演習レポート点(50点)
注意点:
(1) ソースコードのコピペが発覚した場合はコピーをさせた側の点数を0点とし、コピーした側はお咎め無しとする。
(2) firefoxやgnome端末が起動しない場合は以下のようにしてtwmを使うこと。
ログイン画面で → セッション → フェールセーフの端末 → ログイン
ログインしたら → twm& → xterm& → konqueror&
シャットダウンする時は → konquerorのlocationメニューからquit → xterm で exit → ログイン端末で exit → ログイン画面で終了
講義内容:
(1) ディジタル信号基礎
(2) フーリエ変換
(3) ラプラス変換
(4) Z変換
(5) ディジタル線形システム
(6) FIR フィルタ
演習内容:
(1) Linux, vi, gcc の使い方
1 Linux
2 vi
(2) C言語応用演習
1 基本文法
2 配列
3 関数
4 文字列操作の標準ライブラリ
5 メモリ管理、メモリ操作
6 大域変数、局所変数、スコープ
7 構造体
8 バイナリファイルの入出力
(3) Waveファイルの仕組み
(4) FIRフィルタの作成
・専攻科2年 総合演習(必修・通期)
総合演習「信号の自己相関とパワースペクトルの計算」 (6/7/木、6/14/木)