研究室概要

※これまでのテーマについては「研究業績」のページを見てください。発展が見込めるならテーマ復活は相談に応じます



 本研究室は生体情報信号の計測手法と解析手法そのものの開発を行い、生体情報を解釈パラメータとして各種環境等適応や各種作業時の負荷判定などに応用していくことを目指しています。計測モデルによる基礎計測研究を主として、応用研究として各種製品開発への応用や臨床医学との連携などを行っています。

 さまざまな目的に応じた計測システムは市販されているとは限りません。本研究室では、「だったら自分で開発しよう」という方針で臨み、(生産系)高専生は技術者であり研究者であると同時にものづくりが重要であることを再認識することでしょう。これはあらゆるものを自分で作ろうというFabLabの概念に近いのかもしれませんし、高専では当然の思想とも言えます。研究室の学生たちは「生体班」「ものづくり班」と呼んでいるようですが、区別はありません。誰もが、両方です。


 2017年度に取り組む大きな柱は以下になります。詳細テーマは研究室配属後に相談していきましょう。
鳥類胚を胎児モデルとした生体情報マルチセンシング
 DNA解析には表れない疾患予知という大ゴールのために鳥類胚をモデルとしてさまざまな計測研究を行っています。
 現在主流になっているテーマは「低酸素環境下におけるニワトリ初期胚の胎動解析」です。このためには「任意酸素濃度制御システムの開発」と「画像処理による体動解析アルゴリズムのの高精度化」が必要です。そして、実際に実験をして解析をしていきます。専攻科を含めた3年計画でも良いでしょう。
 大きな、そして社会的意義のある大ゴールです。まずは一歩一歩、課題を解決していきませんか?
脳情報をはじめとした生理パラメータによる医療・感性情報インタフェースへの応用
 長岡、豊橋の両技科大と高専機構による三機関連携事業のなかで、長岡技科大を主として取り組んでいる技学イノベーション人材育成事業に参画し、さまざまな製品開発を最終目標として活動しています。ここでは生体情報計測だけではなく、QOL向上のための製品開発も行われています。
光トポグラフィーによる脳血流による脳活動量計測と心拍数計測による自律神経活動解析の両面から様々な条件下における身体活動の変化から負荷などを考察します。現在は有効な休憩を目指して休憩行動の違いによる脳活動への影響を調査していますが、これは様々な場面にも応用できます。たとえば開発した機器が使用者にどのような負荷となるのかを調べる事も可能です。「何を知りたいのか?」皆さんが目指すゴールに応じて様々な応用ができる事でしょう。
様々な支援アプリ/支援ロボットの開発(求む!! 情報コースの学生)
 例えば四肢の不自由な方のために、対象を認識して運んで来てくれるロボットや、薬の飲み忘れ防止機能つき薬箱など、ちょっとしたアイディアで支援が必要な方たちのQOLが向上します。一般的な商品を目指すもよし、オーダーメイド開発もよし、「誰を、どう助けたいのか?」皆さんが目指すゴールに応じて様々な製品を開発します。
 最近ではタブレット・スマートフォンの普及によりそれらを利用した支援機器アプリの開発が目覚ましく、またそれらはとても効果的に支援ができます。実際に困っている人がいます。皆さんの技術で支援しませんか? アプリ開発のために情報コースの学生も募集しています!! 皆さんの技術を介護・福祉の世界で発揮しませんか?



本研究室のテーマは、実施に当たり本校の生命倫理審査委員会の承認を受けています。倫理委員会承認議事等については函館高専情報公開ページからご覧いただけます。