函館高専HP


  最近の研究紹介

  河川・砂防に関する研究 

  海岸・海洋に関する研究

 集中豪雨による斜面崩壊予測法に関する研究
 集中豪雨によって引き起こされる森林斜面崩壊プロセスを、実験や数値解析、実測データ等から水理学的に究明し、その予測精度向上に資する知見を収集しています。
飽和・不飽和浸透流モデルに地表流を考慮した数値モデルによって
集中豪雨時の森林斜面の地下水位及び地表水位を予測した結果
(上段:凸型斜面,下段:凹型斜面)
模型斜面による崩壊実験の様子
(左:実験初期時,右:実験終了時
凹型斜面下流側の斜面内部の浸透流流速分布及び
斜面崩壊領域の予測結果
(上段:浸透流速ベクトル,下段:斜面の崩壊領域)
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 沿岸部の浜崖に関する研究
 沿岸部では慢性的な海岸侵食によって汀線が後退するとともに、荒天時に異常波浪が来襲し、背後浜崖にある幹線道路等の公共施設が被災する事例が報告されています。本研究は、浜崖の崩壊が遡上する異常波浪と浜崖内部の浸透流によって誘発されるものと考え、崩壊を定量的に評価できる数値モデルを構築するとともに、予測精度向上の一助となる知見を収集しています。
波浪と浸透流を連成させた数値シミュレーションにより
浜崖内の地下水位を予測した図
地下水位の上昇過程と降下過程にはヒステリシスがあり、
降下時の沖向き浸透流を加速させている
(前浜勾配=1/200 浜崖勾配=1/5 沖波Ho=3.5m,To=24.0hr)
個別要素法と波浪−浸透流モデルを連成させた数値
シミュレーションにより浜崖崩壊を再現した例
(前浜勾配=1/200 浜崖勾配=1/5 沖波Ho=6m,To=20.0sec)
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 閉鎖水域の富栄養化と生態系に関する研究
 港湾や湾のような半閉鎖性水域では潮流、密度流、吹送流など流れに加え、水中や底質の動植物の活動により、水質は絶えず変化しています。本研究は、その流れと水質の変化を予測し、青潮や赤潮の発生を未然に防止することを目的にしています。また、港奥のような海水交換の及びにくい領域の海水浄化対策として、自然エネルギーの力で海水交換を促進するシステムも開発しています。
函館港の潮流ベクトル(K1成分:表層) 函館港のCOD移流拡散(K1成分:表層)
函館港における水質変化の時系列(予測値)
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